大人ニキビと敏感肌の関係

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敏感肌のままでは大人ニキビは治りません

大人ニキビを治す際に大きな障害になる敏感肌大人ニキビと同じくらいお悩みの人が多い肌が敏感肌です。敏感肌は化粧品を使うと沁みたり、様々な刺激、例えば汗やホコリ、花粉などに過敏に肌が反応して赤みが出たり、痒みが出たり、ピリピリとした痛みを感じやすい肌です。敏感肌は大人ニキビと併発していることが多く、肌が正常な状態であれば正常な代謝によって毛穴の目詰まりをおこしにくいですから、ニキビが出来にくくする働きやニキビが出来てしまったときにもそれを早く治そうとする働きがあるのですが、敏感肌は肌の正常な状態が崩れている肌のため、ニキビが出来やすく、出来たニキビが治りにくい肌になってしまいます。大人ニキビと敏感肌が併発している肌の場合、ニキビよりも先に敏感肌への対処をして過敏な肌状態のレベルを下げておかないと新しく出来るニキビをなかなか止めることが出来ず、ニキビ跡も残りやすい肌のため大人ニキビをきれいな肌に戻していく際の大きな障害になってしまいます。

敏感肌とは?

正常な肌にはバリア機能という、外部からの刺激を受けても過敏に肌が過敏に反応しないように防御する働きがありますが、敏感肌はバリア機能が低下しています。大人ニキビを治す際に大きな障害になる敏感肌

肌は表皮・真皮・皮下組織に分かれますが、肌のバリア機能に関係するのは表皮の部分です。表皮は基底層・有棘層・顆粒層・角質層の4層の分類されますが、肌のバリア機能をになっている部位は一番外側の角質層です。角質層が喪失されると知覚神経が刺激されます表皮には刺激を感知する知覚神経はなく、表皮の下の真皮層までしか存在しません。表皮の一番外側の角質層がしっかりと形成されていれば、外部からの刺激物質は知覚神経まで届かないため刺激を感じたりはしないのです。しかし、肌の乾燥などの影響で角質層が形成されていない部分があると、ちょうど家の屋根に穴が空いて雨漏りするのと同じように刺激物質が真皮層まで落ちてきて、知覚神経を刺激して痒みやピリピリした痛みを感じたり、普通肌の人が使ってもなんともない化粧水がしみたりするのです。「友達が使って効果があった大人ニキビ用の化粧品を勧められて使ったら自分は大人ニキビが悪化した」という人もいますが、それは大人ニキビ以前に敏感肌がベースになっていた可能性が高いです。

敏感肌に大きくかかわる乾燥肌

角質が敏感肌解消の鍵を握ります敏感肌には角質層の状態が大きく関わっていて、角質層がしっかりと形成されていれば外部からの刺激を受けにくくすることが出来ます。顔の肌の角質層は10枚から14枚重なり合って形成されているのが正常な肌状態といわれますが、角質層の厚さは10枚から14枚重なり合った状態で約0.02mmしかありません。肌は新陳代謝で毎日少しずつ新しい肌と入れ替わっていますが、表皮の基底細胞で生まれた皮膚細胞は、約14日かけて有棘層・顆粒層へと持ち上がってきます。その14日の間に皮膚細胞の中のケラチン蛋白線維というものが熟成されて育ってきます。そして顆粒層から角質層に移り変わるときには皮膚細胞は死を迎え、14日かけて育ってきたケラチン蛋白線維が角質層になります。角質にはNMF(Natural Moisturizing Factor)と呼ばれる天然の保湿因子が存在し角質内部に水分を保持する働きをしています。また、角質の間には細胞間脂質(セラミド)がタイルの目地のように細胞間を埋めていて、細胞間に隙間がない状態を形成しています。これが肌の正常な状態で、このような肌状態が保たれていれば敏感肌にはなりません。敏感肌になる一番大きな要因は乾燥肌です。乾燥肌とは文字通り肌が乾いてしまう肌のことですが、肌のどこが乾燥するかというと角質層です。角質間をタイルの目地のように隙間なく埋めている細胞間脂質(セラミド)は体内で生成されるのですが、特に女性の場合には20歳を過ぎる頃から細胞間脂質(セラミド)生成能力が低下しやすくなります。また、過剰な洗顔や肌を擦るなどの刺激によっても細胞間脂質(セラミド)は失われやすくなりますが、細胞間脂質(セラミド)が失われてしまうと角質間に隙間が生じやすくなり、角質内の水分が蒸発しやすくなって角質が乾燥してしまいます。

乾燥肌・混合肌・インナードライ肌

敏感肌に大きく関わる乾燥肌ですが、乾燥肌の自覚症状は、肌がつっぱる、肌に粉が吹く、肌がカサカサするなどです。一方、乾燥肌と対極にあるように思えるのが脂性肌です。脂性肌は、脂浮きが多い、肌がベタつく、化粧崩れしやすいなどが症状です。脂性肌で脂浮きしやすい肌の人は、自分は乾燥肌ではないと思っている人が多いですが、実は脂浮きしやすく、化粧崩れしやすい人には乾燥肌の人が多いです。日中は脂浮きするのに洗顔後はつっぱる肌、混合肌、インナードライ肌乾燥肌で角質層が正常に形成されずに肌のバリア機能が低下している肌は、場合によって皮脂をたくさん分泌して外部刺激を受けにくい状態になることがあります。ちょうど雨漏りする屋根の穴を大きなビニールシートで覆って雨漏りしないようにする処置に似ています。このような肌の人は、日中は脂浮きや化粧崩れが気になりますが、クレンジングや洗顔をして皮脂が取り除かれると、乾燥した角質がむき出しになるために肌のつっぱりやカサつきを感じます。皮脂腺の多い部分は脂浮きし、その他の部分は乾燥する混合肌やインナードライ肌と呼ばれる肌もありますが、これらも基本的には乾燥肌の一部です。角質層が乾いている乾燥肌なのにその上に皮脂がたくさん分泌されていると、肌のバリア機能の低下によって自分で分泌した皮脂でさえ刺激になることがあり、脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)などに発展する場合もあります。

体の中からも敏感肌対策

体の状態を変えれば肌も変ってきます角質層が正常に形成されておらず、刺激を受けやすい敏感肌になってしまっている場合には、角質を正常に整えるスキンケアが必要です。しかし、肌が乾燥しやすい、角質が正常に形成されない肌になってしまうのは体の状態も大きく関わっています。体の状態が敏感になりやすい肌をつくってしまっているのです。このような場合には、スキンケアで肌を正常に整えることに加え体の中からも敏感肌になりにくい体の状態にすることで徐々に丈夫な肌をつくっていくことが出来ます。体の状態を変えれば肌も変ってきます。

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コラム

花粉と大人ニキビと敏感肌 肌の花粉症を予防するには

口周りニキビをマスクで隠すと刺激によりニキビが悪化することがあります。

春先はスギ花粉に始まりヒノキの花粉も飛び始める時期で、この時期になると目や鼻の花粉症状でお困りの人が増えますが、普段よりも大人ニキビが悪化したり肌荒れをおこしてしまう人も多い時期です。

目や鼻の花粉症の症状は、目が充血したり痒みが出たり、鼻水や鼻詰まり、くしゃみなどが主な症状です。

このような症状は、スギやヒノキの花粉が目、鼻の粘膜に付着することでおきる症状ですが、目や鼻の粘膜だけではなく、肌にも相当量の花粉が付着しています。

目、鼻の花粉症は、症状の出る人とまったく出ない人がいますが、大人ニキビが悪化したり肌荒れをおこしたりする、いわゆる肌の花粉症の場合にも症状が出る人と出ない人がいます。

スギ花粉が飛び始める1月の下旬から2月にかけての時期は、まだまだ気温が低い日が多く、空気も乾燥している頃です。

本来肌には、体の外部からの異物が体内に侵入することを防ぐバリア機能という働きが備わっています。

バリア機能は、主に肌の一番外側の角質層が担っています。

お顔の肌の場合、角質層は10枚から14枚が隙間なく重なっていて、それによって花粉などの異物が肌に付着しても刺激を受けないようになっているのですが、空気が乾燥している花粉が飛び始める時期には、乾燥肌で角質の状態が崩れて角質層の間に隙間が生まれ、異物の影響を受けやすい肌状態になっている人が多く、このようにしてバリア機能が低下しているところに花粉などが肌に付着すると、それが刺激になって炎症や痒みをおこす肌荒れをしたり、花粉の刺激を受けることで大人ニキビが悪化してしまう場合があるのです。

春先に大人ニキビが悪化したり肌荒れをおこしたりする人とそうでない人の差は、肌の角質層が正常に形成されているか、そうでないかの差によることが多いです。

冬の間に肌の乾燥が恒常的になり、肌のバリア機能が低下して刺激を受けやすい敏感肌状態になってしまっていると、普通の人には刺激にならない花粉などの微細な刺激でも、それが大きな影響をおこして大人ニキビが悪化したり肌荒れをおこしてしまうのです。

また、春先は三寒四温(さんかんしおん)といって、寒い日と暖かい日が交互に訪れ、段々暖かい春の気候になってきます。

春先は花粉などの刺激を受けやすいことに加え、このような気温の変動も加わって肌にとってはあまり快適な時期ではありません。

様々な刺激を受けやすい春先は、肌の花粉症を防ぐために肌を正常な状態に整えておくことが大切です。

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