敏感肌ニキビと顔の火照り

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ニキビと敏感肌と顔のほてり

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相談例第七話は、ニキビと敏感肌、顔の火照りの解消例です。肌トラブル解消Web相談からお送りいただいた内容は・・・

【症状と経過】思春期からニキビはありましたが、半年ほど前からTゾーン、頬、あご、首の上部、胸にニキビが多く出続けています。頬の皮膚がピリピリとして痒みがあります。また、顔がよく火照った状態になります。

【肌トラブルの内容】ニキビ、ニキビ跡、赤ら顔、敏感肌

【便通】1日1回 始め硬く、その後普通便

【小便】1日6回 1回量普通

【口・喉の渇き】喉は渇くが一度にたくさん飲めない 口がパサつく

【生理】35日周期(バラバラ)

【皮膚のお薬】塗り薬:ダラシンTゲル 1週間前まで使用していた

ニキビ肌・敏感肌・火照り肌になりやすい体の状態

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この方の場合には、思春期の頃からニキビが出来始めていたのですが、思春期ニキビは二十歳前後でだいぶ落ち着いてきて、その後は完全にニキビが無くなることはなかったようですがひどい悪化もなく、ポツポツと繰り返していたようです。それが25歳前後から急に出来る場所が今までとは違う顎や首の上部にも繰り返し出来るようになり、数もたくさん出来るようになってしまいました。二十歳を過ぎてから急にニキビが出来る場所が変わったり、急に悪化し始めたりするのはニキビの原因が変化してくるためで、年齢と共に段々小さくなっていく思春期ニキビの原因よりも大人ニキビの原因の方が大きくなってくると、思春期にはあまり出来ない顎裏や首に急にニキビが出来始めたりします。

この方は体型的に痩せ型なのですが、痩せ型の人に多い腸の働きの低下からお腹周りに冷えをおこしていました。体温は血液が全身に運んでいるのですが、血液を全身に送り届けるポンプの働きをする心臓は上半身にあります。心臓から送り出された血液が下半身に体温を運ぼうとするときにお腹周りに冷えがあると、充分に下半身に体温を届けることが出来なくなり、その影響で下半身が冷えて足の冷えをおこしやすくなりますし、この方の場合には生理周期もバラバラで不安定だったのですが、それも下半身の冷えの影響によりおこしていると考えられます。

下半身に血液が回りにくくなっているということは上半身を循環する血液量が多くなるということですから、下半身が冷えるのとは逆に上半身には熱がこもりやすくなり、その影響で炎症ニキビや化膿ニキビが出来やすくなりますし、顔の火照りや赤ら顔もおこしやすくなるのです。また、上半身に熱がこもっていると敏感肌もおこしやすくなります。赤ら顔でお悩みの方は経験があると思いますが、肌に赤みが出ているときに肌を触ってみると熱く感じられます。これが熱のこもりなのですが、熱がこもっている肌は、例えて言うと弱火でフライパンを熱しているようなもので、肌の乾燥をおこしやすくなります。肌が乾燥すると角質層の間に隙間が出来て外部の刺激の影響を受けやすい敏感肌になります。この方の場合にも、頬がピリピリして痒みがあるというのは熱のこもりの影響が強く、敏感肌も体の状態の影響を受けているようでした。

ニキビ肌・敏感肌・火照り肌の治し方

体の状態が原因でニキビや赤ら顔、火照りをおこしている肌を治すためには体の状態を治さなくてはなりません。原因を取り除かなければいつまでもトラブルを繰り返してしまいます。この方の場合には腸の働きの低下によって飲食物の吸収に時間がかかることでお腹に冷えをおこしていることが一番大きな原因になっていました。これも漢方で言うところの水滞(すいたい)の一つなのですが、体の中の余分な水分を取り除く養生食品を飲むことで水滞(すいたい)を取り除く手当てを始めました。また、水滞(すいたい)の状況から考えて上半身の熱のこもりが強すぎるのはお血(おけつ)の問題も関わっているためでした。お血(おけつ)の問題を抱えていると血液がスムーズに流れにくくなり、そのために熱のこもりが強くなってしまうのです。お血(おけつ)の問題もそれに対応する養生食品を組み合わせることで取り除いて行きます。体の状態を整えるためには養生食品を飲んで原因を取り除いていきますが、原因を取り除くだけではなく肌状態を整えるスキンケアをしないと充分な効果を肌に表すことが出来ません。特にこの方の場合には敏感肌状態になってしまっていたため、敏感肌レベルを下げないとニキビの治り方がとても遅くなってしまいます。肌状態をよく観察しながら敏感肌レベルを下げるスキンケアから始め、少しずつ正常な肌状態に近づける手当てにステップアップしていきます。

ニキビ肌・敏感肌・火照り肌手当て開始後の経過

この方の場合には手当ての初期には肌の痒みがありましたが、2週間ほどで少しずつ痒みを感じることが減ってきていました。しかし、その後に生理になってしまい一時的に痒みがぶり返してしまいました。生理前には高温期になるため、低温期よりも熱のこもりが強くなるため、ニキビが増えたり、痒みの出やすい肌は痒みが強くなることが多いです。この方の場合にも生理前には一時的に痒みがぶり返したのですが、生理が始まって低温期になったらまた痒みが落ち着き始め、そして次の生理の前にはほとんど痒みを感じないようになりました。そして手当て開始後2ヶ月目には、それまで30日以上の間隔だった生理周期が26日でくるようになりました。これは下半身血流が少しずつ高まってきた効果で、それと同時に足の冷えも以前よりも感じなくなってきました。体の中の状態が変わってくるにしたがって肌の方にも変化が表れ始め、敏感肌レベルを下げるスキンケアから本格的な肌状態を正常な状態に整える手当てに移行することが出来るようになり、ニキビの出来方が小さくなり、生理前のニキビの出来方も少なくなってきました。ニキビや敏感肌、火照り肌の原因を取り除く体の状態を整える手当てと肌を正常な状態に整えるスキンケアの両方の手当てを始めたことで体も肌も順調に良い方向に動き始めました。その後も職場のエアコンの影響で乾燥が強くなったり、冬の寒さの影響で体が冷えて生理が遅れたりすることもありましたが、そのつど状態をお伺いしながら対処し、手当て開始から1年経つ頃には体の状態もだいぶ整ったために養生食品は徐々に抜いていきました。養生食品はニキビや赤ら顔などをおこさない体の状態をつくるためのもので、養生食品を飲むことで直接的にニキビや赤ら顔を治すものではないので、養生食品で体の状態が整ってしまえば続けて飲む必要はありません。一度体の状態が整ってしまえば、その後よほどの無茶をしない限りは再びニキビや赤ら顔を繰り返すことはなくなります。この方の現在は、ニキビ、赤ら顔はもうぶり返すことは無くなりましたが、ニキビや赤ら顔がきれいになった分、今度は肌のキメが気になるようになり、もっときれいな肌になるために肌を正常な状態に整えるスキンケアは続けていらっしゃいます。

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