ニキビを頑固にしてしまう原因はお血(おけつ)体質

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ニキビを頑固にしてしまう原因はお血(おけつ)体質

お血(おけつ)とは血液循環が活発に行われなくなる体の状態で、頑固なニキビが出来やすくなります

ニキビが出来る場所が顎やフェイスライン、顎裏や首にまで広がってしまう部位のニキビは大人ニキビの中でも頑固なニキビといわれますが、その原因にはお血(瘀血おけつ)の問題が絡んでいることが多いです。

頑固なニキビの原因お血(おけつ)とは?

お血(おけつ)とは、血液循環が活発に行われていない状態のことです。

心臓から送り出された血液は、酸素や栄養素、ホルモンなどを全身の組織や細胞に運んでいて、細胞の老廃物や二酸化炭素を受け取って肺や肝臓に送り届けて再び心臓から全身に循環して行きます。

血液サラサラ、ドロドロと表現されることがありますが、お血(おけつ)は血液ドロドロで流れが良くない状態のことです。

血液がサラサラに流れていれば細胞や組織に酸素や栄養、老廃物の運搬もスムーズに行われますが、血液がドロドロで流れが悪くなってしまうと栄養が供給されにくく老廃物も溜まりやすくなってしまいます。

お血(おけつ)は体の様々な部位に悪影響を与えるのですが、肌にも悪影響を与えます。

お血(おけつ)で酸素や栄養の運搬が上手く行われなくなると、皮膚細胞への酸素・栄養の運搬が上手く行われず、皮膚細胞から排出される老廃物も運び出されにくくなるため肌の働きが低下してニキビが出来やすい肌になってしまいます。

また、血液は体の体温も運搬しています。

お血(おけつ)で血液がスムーズに流れなくなると体温の熱もスムーズに移動出来なくなります。

特にニキビの原因としてお血(おけつ)の問題がある人は、お血(おけつ)だけではなく水滞(すいたい)の問題も同時に抱えている人が多く、水滞(すいたい)によって体の表面や下半身への血流が悪い状態にお血(おけつ)の問題が重なると、上半身の体の深い部分に熱を抱えているような状態になって熱のこもりが強くなってしまいます。

 

 

 

肌の働きが低下して新陳代謝が低下して出来るニキビは白ニキビなのですが、熱のこもりが加わると白ニキビが赤ニキビ(炎症ニキビ)に発展します。

お血で熱のこもりが強くなるとしこりニキビやこもりニキビ、かゆいニキビが出来やすくなります

水滞(すいたい)の原因だけでも肌の不感蒸泄(ふかんじょうせつ)の働きの低下で熱のこもりをおこしやすいのですが、お血(おけつ)の原因が重なると水滞(すいたい)だけの場合よりも熱のこもりがさらに強くなってしまいます。

赤ニキビの中でも、熱のこもりが強くなるほどしこりニキビやこもりニキビが出来やすくなりますし、熱のこもりによってかゆみの強いニキビにもなります。

お血(おけつ)ニキビの特徴 お血(おけつ)ニキビが出来る場所

顎裏から首にかけて出来るニキビはお血が原因で出来るニキビの特徴的な部位です

お血(おけつ)がニキビの原因として絡んだいるニキビは、ニキビが出来る場所に大きな特徴があります。

ニキビが出来る場所が顎からフェイスラインにかけてや顎のラインを越えて顎裏や首にまで出来ることが多くなります。

お血(おけつ)が原因のニキビの出来る場所はこの顎裏や首だけではないのですが、この場所のニキビでお悩みの人はお血(おけつ)の原因がある人がほとんどです。

お血(おけつ)の簡単判別法

生理でのお血(おけつ)の簡単判別法

自分がお血(おけつ)の原因を抱えているか、簡単にある程度の判別がつく方法があります。

女性の場合には、生理の時の出血に塊が混ざっているとお血(おけつ)の可能性が高いといわれています。

生理の出血の中に、血が固まりかけた粘つくものやレバーのような塊、または砂のようなジャリジャリしたものが混ざっているという人もいますが、そのような人はお血(おけつ)の疑いがある人です。

舌裏でのお血(おけつ)の簡単判別法

お血(おけつ)の状態を見極める簡単な方法は舌の裏側を見ることです

舌の裏側を見ることでも簡単なお血(おけつ)の判別法があります。

左図のように舌先を上顎につけるようにして舌裏が見える状態にします。

舌の裏には静脈という血管が通っています。

血管には大きく分けて動脈と静脈があります。

心臓がポンプの働きをして全身に血液を送り届けるための血管が動脈、その血液が再び心臓に帰るための血管が静脈になります。

静脈は動脈に比べて血液循環の勢いが弱いので血管壁が薄いために血液の流れの状態が血管に表れやすいのです。

 

舌の裏側で分かる簡単お血(おけつ)判別法

上図を見てみると、①の舌の裏には血管が浮き出ていません。

このような舌裏の状態ならば、お血(おけつ)の心配はあまり必要ありません。

②は青い血管が透けて見えます。このような状態の場合にはお血(おけつ)の疑いがありますが、この段階ではお血(おけつ)があったとしてもそれほど深い原因にはなっていない場合が多いです。

③は②に比べると血管が盛り上がっています。これは②に比べると血液ドロドロ状態が進んでしまっていることが心配される舌裏の状態です。

④は血管の盛り上がりが、③に比べてデコボコした盛り上がりがあります。こうなると血液ドロドロ状態がかなり進んでしまっていると考えられる舌裏の状態です。

以上はあくまでも簡単なお血(おけつ)の判別法で、これらがあるからといって必ずお血(おけつ)の原因を抱えているという訳ではありませんが、自分で簡単にある程度の予想がつく判別法です。

お血(おけつ)によって表れる体の症状

お血(おけつ)の原因によって表れる症状は肌の症状だけではありません。

血液循環が活発に行われなくなることで体の末端の血液循環量が少なくなると、末端に体温が届けにくくなることで手や足が冷える末端冷え症をおこしやすくなります。

下半身の冷えによって生理痛や生理不順もおこしやすくなりますし、下半身に血液が届きにくくなる分、心臓のある上半身の血流が多くなると熱のこもりが強くなって頭痛もおこしやすくなると言われています。

また、子宮筋腫などの婦人科系の疾患も、その原因にはお血(おけつ)が絡んでいると考えられています。

頑固なニキビの原因を取り除いてニキビを繰り返さない肌に

お血(おけつ)の原因が絡んでいるニキビは、肌の働きの低下や熱のこもりが強くなることで頑固なニキビになりやすいです。

このようなニキビの原因を体の中に抱えていると、スキンケアや皮膚科の薬などで一時的にニキビが消えても、少しでもケアを怠ったり薬の使用を中止するとまたすぐにニキビが出来始めてしまいます。

スキンケアや抗生物質では体の中に潜んでいるニキビの原因を取り除くことは出来ないため、スキンケアや薬で一時的にニキビが出来ない肌になっても、またすぐに繰り返しニキビが出来始めてしまうのです。

ニキビが出来ない肌を手に入れるためには、繰り返しニキビが出来やすい肌になっている体の中の原因を取り除くことが大切です。