大人ニキビと梅雨の湿度

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大人ニキビと湿度の関係

雨毎年6月から7月にかけては北海道以外の地域では梅雨の期間でジメジメと蒸し暑い日が続きます。

肌状態は気候の影響を受けやすく、特に大人ニキビと湿度には大きな関連があって、湿度の高い梅雨の時期は大人ニキビの肌にとって負担の大きな時期です。

大人ニキビの中でも特に炎症ニキビや化膿ニキビには体の中の熱のこもりが関係していると東洋医学では考えられています。

梅雨時の湿度の高い時期は体の中に熱がこもりやすくなる時期で、熱のこもりが強くなると赤ニキビや黄ニキビが出来やすくなるのです。

大人ニキビに関わる体熱の発散

温湿度計人間は体内で熱を産生しています。

熱の産生は筋肉が動くことや肝臓、脳が働くことで熱がつくり出されていますが、熱をつくってばかりでは体温がどんどん上がってしまいますから、筋肉や肝臓、脳で熱を産生しながら、一方では余分な熱を大小便や呼吸、肌から体外へ逃がして体内の熱を一定に保っています。

ここで大人ニキビの熱のこもりに大きく関わってくる熱を逃がす働きが肌からの熱の発散なのですが、肌からの熱の発散は不感蒸泄(ふかんじょうせつ)という働きで行われています。

肌から不感蒸泄(ふかんじょうせつ)で体外へ発散される熱は呼気で発散される熱と良く似ています。

呼気で体内の熱を逃がす場合、息を手にハァ~ッと吐きかけると温かく感じますが、これは呼気によって体内の熱が外に出ているため手が温かく感じるのです。

また、同じように窓ガラスに息をハァ~ッと吐きかけるとガラスが曇ります。

息を吐きかけるとガラスが曇るのは、呼気中にたくさんの水分が含まれているためです。

呼気で熱が外に逃げていくときには、水分の多い気体で熱が体外に放出されているのです。

蒸し暑い汗これと同じように、肌からも不感蒸泄によって水分をたくさん含んだ気体で熱を体外に発散しています。湿度の低い時には肌から出る水分が蒸発しやすいために熱も出て行きやすいのですが、湿度が高くなると水分の蒸発がされにくいために熱も逃げにくくなって体内に熱が溜まりやすくなるのです。

同じ気温でも、湿度の低いときに濡れた洗濯物を乾かすと良く乾くのに対し、湿度が高いときには乾きにくくなります。

洗濯物が乾くときにも水分が蒸発しやすい湿度が低いときの方が渇きが早いのと一緒で、体内の熱を不感蒸泄で発散するときにも水分が蒸発しやすい湿度の低いときの方が熱を逃がしやすいのです。

梅雨時に良く経験することですが、じっとしているときには特に暑さを感じないようなときでも、少し体を動かすと急に汗がドッと吹き出るほど暑くなってしまうことがありますが、これも湿度と不感蒸泄(ふかんじょうせつ)との関わりで、体を動かすことで筋肉がつくり出した熱を、湿度が高いことによって不感蒸泄で体外に逃がしにくいために体内に熱が溜まって、汗をかくことで体を濡らして汗が蒸発するときの気化熱で体を冷やしているのです。

このように湿度が高くなる梅雨は体の中に熱のこもりを生じやすく、それによって炎症ニキビや化膿ニキビが出来やすくなってしまうのです。

梅雨時に大人ニキビを悪化させないために

梅雨時の熱のこもりをおこしやすいときでも炎症ニキビや化膿ニキビが出来ないようにするために必要なことは、体の中に熱がこもりにくい状態をつくることが必要です。

体の中に熱がこもりやすい人は、往々にして下半身の冷えをおこしていることが多いです。

逆に言えば、冷えを感じるほど下半身に熱が行っておらず、その分が上半身に溜まってしまっているとも言えます。

上半身に過剰に熱がこもってしまっている場合、体の他の部分に行くはずの熱が上半身に溜まっているだけで、上半身の熱のこもりをおこしている反面、熱が不足している部分があるわけで、いわば体内で熱の偏在をおこしているのです。

そのような体の状態を整え、極度に熱がこもっている上半身の熱が不足している部分に回るようにすることが、梅雨時に大人ニキビが悪化するのを防ぐために必要なことです。

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